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老化?甲状腺機能低下症

こちらは11歳のキャバリアの男の子です。

「最近お水を飲む量が増えてきた」とのことで来院されました。

どの他に皮膚炎症状もあり、特にお腹と尾の部分の腫れ、脱毛があります。

検査の結果、『甲状腺機能低下症』細菌性皮膚炎と診断しました。

 

甲状腺機能低下症の内服を開始したところ、皮膚炎も改善してきましたが、

◎元気に散歩に行くようになった

◎散歩中に他の犬に反応するようになった

◎散歩の帰りもすごく歩くようになった

と、概ね元気になった若返ったと喜んで頂けました。

皮膚炎症状もこれからさらに良くなることが予想されます。

 

 

スクリーンショット 2016 02 07 17.21.52

《甲状腺機能低下症とは?》

甲状腺という喉のところのホルモン分泌器官の機能が低下することで、様々な症状を起こします。

中齢〜高齢犬に多い病気です。

 

①皮膚症状

毛艶がなくなり、乾燥、ふけ、脱毛、顔面皮膚の腫れ、外耳炎など

②その他の症状

元気がなくなり、お水をよく飲む、それほど食べないのに体重増加、徐脈、神経症状、消化器症状、繁殖障害など

 

治療

レボチロキシンという飲み薬で改善します。

尾の脱毛も甲状腺機能低下症の特徴的な症状です→

 

わんちゃんは7歳からシニア期です。

徐々に眠っている時間が増え、『年齢のせいかな??老化かな??』と思われています。しかし中には、このこの様に甲状腺機能低下症が原因であることもあります

甲状腺機能低下症は皮膚炎以外は、気づきにくい症状をしめしますので、7歳になれば毎年1回は甲状腺機能低下症の検査をオススメしています。

 

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