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肛門嚢の破裂

6歳のチワワの女の子が『排便時に痛がってキャンと泣く』とのことで来院されました。

飼主様はイヤホンのゴムを食べたのでは?と心配されていましたが、検査の結果、『肛門腺破裂』と診断しました。

 

《肛門嚢の破裂》

肛門嚢は肛門の両枠に付いている臭腺で、毎日すこしづつ溜まります。これを排便時に便と一緒に少しづつ分泌しています。この部分は常に便に汚染されやすく、感染・炎症を起こしやすいところです。

・肛門周囲を舐めようとする

・お尻を地面にこすりつける

・自分の尾を追いかけている

など、症状があれば炎症を起こし、破裂するかもしれません。お早めにお相談下さい。

 

猫ちゃんにも多い症状です

 

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  白くなっているところが破裂した肛門嚢です。

未去勢の男の子 チェックしてみて下さい

お家のわんちゃんや猫ちゃん、健康診断してますか?

日頃から見たり、触ったりしてあげて下さいね!!

 

こちらは10歳のMダックスの男の子です。

左後肢の肉球の横にできものができているとのことで来院されました。

肉球横に直径3mm程度の赤く腫れたできものがあり、細胞検査を実施したところ『犬組織球種』という良性腫瘍でした。

 

 

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同時に行った健康診断で、左睾丸が大きくなっているのが見つかりました

 

細胞検査を実施したところ、睾丸の腫瘍の疑いがあったため、足の腫瘍と睾丸、スケーリングの手術を実施致しました。

 

病理検査の結果、『間質細胞腫』という良性腫瘍であったため、転移・再発の可能性はないとのことでした。

 

去勢をしてない男の子は、睾丸のトラブルも多いので定期的な健康診断が重要です。睾丸腫瘍は悪化するとソフトボールくらいに腫れ上がることもあります。

今回のMダックスの男の子は、飼主様がたまたま、左後足のできものに気づいて頂いたので早期発見でき、事なきを得ました

皆様もいい機会なので、チェックしてみて下さい!!

 

※現在、フィラリア健診を実施しております。健康診断をして頂いた方にはフィラリア検査無料のキャンペーン中です。よそしければお越し下さい!!

 

IMG 0348見た目は正常ですが、触診してみると明らかな左右差がありました。

目が赤い!!チェリーアイ

こちらは5ヶ月弱のアメリカンコッカースパニエルの男の子です。

昨日の夜から右目が腫れているとのことで来院されました。

検査の結果、第三眼瞼(三枚目のまぶたがあります)が、腫れている状態(チェリーアイ)と診断しました。

 

まず点眼薬での治療を行いましたが、改善が認められないため、手術を行いました。

 

術後の経過は順調で、本日再診(手術後6日目)でしたが、きれいになりました。

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《チェリーアイ(第三眼瞼突出)》

特徴

2歳以下の若いわんちゃんで多く、ネコちゃんでは珍しいです。

A.コッカースパニエル、E.ブルドッグ、フレンチブルドック、ペキニーズ、ビーグル、チワワで多いです。

 

治療

消炎薬の目薬で一時的に改善することもありますが、再発が多く、基本的には手術で治します。

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老化?甲状腺機能低下症

こちらは11歳のキャバリアの男の子です。

「最近お水を飲む量が増えてきた」とのことで来院されました。

どの他に皮膚炎症状もあり、特にお腹と尾の部分の腫れ、脱毛があります。

検査の結果、『甲状腺機能低下症』細菌性皮膚炎と診断しました。

 

甲状腺機能低下症の内服を開始したところ、皮膚炎も改善してきましたが、

◎元気に散歩に行くようになった

◎散歩中に他の犬に反応するようになった

◎散歩の帰りもすごく歩くようになった

と、概ね元気になった若返ったと喜んで頂けました。

皮膚炎症状もこれからさらに良くなることが予想されます。

 

 

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《甲状腺機能低下症とは?》

甲状腺という喉のところのホルモン分泌器官の機能が低下することで、様々な症状を起こします。

中齢〜高齢犬に多い病気です。

 

①皮膚症状

毛艶がなくなり、乾燥、ふけ、脱毛、顔面皮膚の腫れ、外耳炎など

②その他の症状

元気がなくなり、お水をよく飲む、それほど食べないのに体重増加、徐脈、神経症状、消化器症状、繁殖障害など

 

治療

レボチロキシンという飲み薬で改善します。

尾の脱毛も甲状腺機能低下症の特徴的な症状です→

 

わんちゃんは7歳からシニア期です。

徐々に眠っている時間が増え、『年齢のせいかな??老化かな??』と思われています。しかし中には、このこの様に甲状腺機能低下症が原因であることもあります

甲状腺機能低下症は皮膚炎以外は、気づきにくい症状をしめしますので、7歳になれば毎年1回は甲状腺機能低下症の検査をオススメしています。

 

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フクロモモンガの自咬症・去勢手術

こちらはフクロモモンガの男の子です。

股のところをずっとなめている』とのことで来院されました。

診察すると、おしっこの所を執拗になめており、腫れがひどく、痛がって「ギッ!!」と泣いている状態でした(自咬症という)

 

抗生物質と痛み止めの飲み薬、そしてからーで様子を見ましたが、明らかな改善が認められなかったため 『去勢手術』を実施致しました。

術後の経過は良好で、自咬症も落ち着き、腫れも引いて、お痛みもなくなりました。

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《フクロモモンガの自咬症》

自分の体の一部である手足皮膚生殖器などを自分で咬んでしまい、命に関わるような重体になることがしばしばあります。

治療は抗生物質や痛み止め、向精神薬ですが、改善が見られない場合は、去勢手術を行うと改善するケースもあります。

この子は、去勢手術によく反応してくれ、改善しました。

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混雑状況が携帯でわかります!!

当院の待ち合いに便利なシステムが入りました

その名も『ネコの目システム』

豊中年金事務所や豊能広域こども急病センター、人の病院などでも導入されていますので、見たことがある方もいるかもしれません。

 

受付カウンターの右端にモニターを設置しました(のところ

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ご来院頂くと、診察番号をお渡しします。 スクリーンショット 2016 02 06 17.29.44

モニターで現在の呼び出し番号と、待ち人数を表示していますので、おおよその待ち時間を予想して頂けると思います。

 

→この場合、現在診察を2番の方が受けており、お一人お待ちです。1件あたりの平均診察時間は10〜15分程度です。

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このシステムの最大の特徴は、診察番号のQRコードを読み取って頂くと携帯で診察の状況を確認できますので、診察までの時間を①②③などの方法で、ご自由に過ごして頂けます!!

 

①病院内でお待ち頂く

お散歩などにお出かけ頂いて、順番が近づいたら戻ってきて頂く

駐車場など、お車の中でお待ち頂き、順番が近づいたら戻ってきて頂く

 

※ご来院前に混んでいるか確認することもできます。

診療修了30分〜1時間は混みやすい時間帯ですので、お早めにお越し下さい!!

 

ブログでは少しわかりにくいかもしれませんが、とっても便利です。詳しくはスタッフまでお気軽にご質問下さい!!

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《追記》

ネコの目システム導入して、皆さんに喜んで頂けているようで良かったです。

 

また万が一ケイタイで見れないなどのトラブルがあれば、教えて下さい!!

 

ちなみに診察室のケイタイは、このシステムの為のものです。

 

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3/8 3/9臨時休診日

 

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2/8(月)午前のみ診療 午後休診

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猫ちゃんの健康診断しませんか?

毎年ご好評頂いております猫ちゃんの健康診断を今年も行っております。

期間は1月〜3月までです。

比較的待ち時間の少ないこの時期にオススメです。

 

 

予約は必要ありませんので、ご興味のある方は、お気軽にお尋ね下さい!!

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ハリネズミさんの腫瘍

こちらは3歳のハリネズミの女の子です。

2週間前くらいから、左の腰のところにできもの(腫瘍)ができてきたとのことで来院されました。

直径は約1.5センチで、一部出血していました。

 

細胞検査を行ったところ、悪性腫瘍の疑いとのこと。腫瘍のサイズもしだいに大きくなるので、手術で切除しました。

手術後は元気いっぱいで食欲もあり、傷の経過も良好です。

 

《ハリネズミの皮膚の腫瘍について》

ハリネズミさんは腫瘍の発生率が約30%と比較的多い動物です。腫瘍発生の平均年齢は3.5歳で、腫瘍の約80%以上が悪性と言われています。

治療は一般的には外科的な手術です。

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